音想-音ゲー感想企画-

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【maimai】ネタ極振り譜面は楽しいZOY! -龍星ソラ

 

皆さんmaimaiを知っているでしょうか、え?知らない?これですよこれ

 

 

音ゲーマーの皆さんならゲームセンターで1度は見たことあると思います。このゲームは稼働から10周年を迎えて既に1000曲以上収録されている歴史ある音楽ゲームです。ボクはこのゲームを9年以上遊んでおり、今回はそんなmaimaiについて取り上げます!

 

maimaiの魅力の1つとして「クオリティの高い譜面の数々」があります。クオリティといっても様々ですが、maimaiの譜面の魅力の1つとして挙げられるのが「音楽の歌詞やムービーに合わせたノーツ配置」です。たまにそういう小ネタ配置が出てきてプレイヤーを「これは…(ニヤリ)」とさせてくるのが遊び心あふれててとても良いんですよね~

 

ですがmaimaiの譜面の中には、あまりにも小ネタ配置が多すぎる「ネタ極振り譜面」というものが存在するのです!

ボクァねぇ…そういう譜面が大好物でねぇ…ネタ配置に気づけると二やついてしまうオタクなんですよねェ…!!!!!!!!!(くそデカボイス)

 

今回はボクがおすすめする

ぜひやってみてほしい、いや見るだけでも良い!

そんなネタ極振り譜面を2つ紹介します。

 

 

1つ目は『乙女のルートはひとつじゃない!(MASTER)』です

(※補足:アニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』こと『はめふら』の1期OP。主催者より)

 

 

youtu.be

 

この譜面は映像合わせの配置がそこらじゅうに散りばめられていて、最初から最後までプレイヤーを楽しませてくれます。アニメや原作を見ていないと分からないというネタはほとんどなく、誰でもネタ配置に気づくことが出来るので作品を知らない人にもおすすめ出来るのが特徴です!(でも知っているとより楽しめるよ!)

maimaiのネタ譜面と言えばこれ!と万人に紹介できる譜面だと思っています!

 

それじゃあこの譜面のネタ配置をいくつか紹介しましょう、今回は分かりやすいものをピックアップしました(ネタが多すぎて全部紹介してたら3万年掛かっちゃうので一部だけで我慢してね!)

 

まずはこれ。 「木登り配置」

 

 

画像だと分かりにくくて申し訳ないんですが、実際にやってみると分かりやすいと思います。はいはいなるほどね~って思ったけどこの配置けっこう疲れるんですよね…

 

次はこれ。 「パクパク(ですわ)配置」

 

 

これも画像だと分かりにくいんですけど、お菓子を食べまくる動きとリンクしています。ちょうどこの曲が追加された頃ウ〇娘の人気が爆発しててこの配置を見たときに「パクパクですわ地帯ですわーーーーーーっ!!!」って1人で騒いでました(もちろん心の中で)

 

次がボクの一番好きな所なんですけど 「脳内会議配置」

 

 

これは画像でも分かりやすいですよね、タッチノーツが脳内主人公5人とリンクしています。そもそもの映像が既に面白いんですけど、音ゲーとして譜面と合わせると何度見ても笑える配置になっています。ジャッジャッジャッ「ジャーン!!」でこっちを見る5人と同じ配置のタッチノーツ…マジで何度見ても面白い……

 

これで最後です 。「お辞儀スライド」

 

 

イーチスライド*1の動きが主人公のお辞儀とリンクしています。最後の最後までネタを突っ込んでくるのでもうボクはこの時点で「ありがとう…!!!」と謎の感謝をしてました。

 

ボクがmaimaiでこの譜面を遊んでからアニメを見始めちゃうくらいすげー面白くてお手本のようなネタ極振り譜面で、今紹介したものの他にもめちゃくちゃネタ配置が仕込まれているので、それもぜひ確かめてみてください!

 

 

2曲目に紹介するのは『【東方ニコカラ】秘神マターラ feat.魂音泉IOSYS】(MASTER)』です。

(補足:東方リミでおなじみのARM(IOSYS)さんに東方曲のラップカバーで有名な魂音泉さんが作詩された曲。一言で表せば「転載・転売ふざけんじゃねぇ!!」的なノリ。主催者注)

 

 

youtu.be

 

さっき紹介した『乙女のルートはひとつじゃない!』がネタ極振り譜面界の「」だとしたらこっちは「」と呼べる譜面です。そもそも曲自体がネタというかブラックジョークやパロディのオンパレードなのですが、譜面もそれに倣って無限ネタ供給譜面になってしまっています。元ネタを知らなくても楽しめる1曲目とは違って、けっこうディープなネタも出てくるのでネタ配置を全回収するのが結構難しいのが特徴です。ただその分ネタが分かった時の高揚感は上かもしれませんね!さらに言うとこっちは「歌詞合わせ」のネタ配置がほとんどです。(まあそっちが一般的なんだけどね)

 

それじゃあこの譜面のネタ配置もいくつか紹介していきましょう!

 

まずはこれ 。「コイツじゃスライド」

 

 

神様の「コイツじゃ」で、霊夢の方向に矢印を向けています。これは分かりやすいですね。まあでもこんなのは序の口です。

 

次はこれ 。「え!!3倍の値段で同じCDを!?配置」

 

 

これはブレイク*2インパクトに押されて分かりにくいんですけど、「3番」ボタン*3「3倍」のブレイク、つまり合計9個のブレイクが飛んでくるという配置です。これはボクも初見じゃ分からなくて後で知った時に「へぇ~」ってなった配置です。ちなみに普通に理論値キラーなので割と嫌な配置なんだよな…

 

次はやばいですっていうか見せていいのかなこれ 。「くたばれスライド」

 

 

分かりますかねこれ…立てちゃってるんですよね……中指。

「ぶっ飛びすぎだろ~~」そう思ったそこのあなた!驚くことに実はこの配置この譜面が初出じゃあないんですよ。一番最初にやらかしたのは『ポプテピピック』のOPテーマの『POP TEAM EPIC』なんです*4ポプテピピックのことを知ってる人はあってもおかしくないと思うはず…(ちなみにその時の譜面制作者は1曲目に紹介した人と同じ人らしいよ…マジで?)

 

最後がボクの一番好きなやつです 。「拳でスライド」

 

 

こんなん笑うしかないじゃん~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

ボクは初見で大爆笑してその後ばっちりミスりました。(これはボク悪くないよね)

ARMさん出てきてるだけで既に面白いのに、「拳で」のネタとスライドがさらに合わさっておもしろノックアウト案件ですよこれは…

さすがにmaimaiやってる皆さんならこのネタは通じると思うので説明はしませんが、もし今後やってみる機会があればぜひ両手をグーにして取ってみるといいんじゃないでしょうか(?)

 

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とまあこの譜面も今紹介したやつ以外にもネタが仕込まれまくっているのでぜひ!遊んで!!自分の目で!!!!確かめてみてください!!!!!!!!!!!!!!!

ていうかもうつべこべ言わず………やれ!!!!!!!!!!

 

今回はネタ極振り譜面2つ紹介したんですけど、これらに共通して言えるすごいところは音ゲーとしてのリズム取りや楽しさを崩さないようにしながら自然とネタ配置を入れまくってる」という部分だとボクは思っています。ボクも一度maimaiで創作譜面を作ったことがあるんですが、ネタ配置を仕込みたいがために音ゲーとしての楽しさを損なってしまったことが多々あって、きちんとしたクオリティを保つことがかなり難しいことであると思い知らされました…本当に素晴らしい譜面をオールウェイズ提供してくれるノーツデザイナーの方々は凄いと思います。

 

これにてボクの感想文は終わりとさせていただきます。主催者のリオールさん並びに関係者の方々に感謝を申し上げます。

*1:両手でスライド(なぞるヤツ)をやってくださいというノーツの種類の1つ。主催者注

*2:すごく簡単に説明すると「外すとめちゃくちゃ失点するノーツ」。主催者注

*3:maimaiの一番上の右側のボタンを1番とした時に、そこから時計回りに番号が振られている(公式も同じ解釈)

*4:現在は削除済み